七井コム斎の公式HP 『講談公国』

七井コム斎の公式ネットショップ オデッサ

2008年11月13日

ジオンの歩兵を考える

我らがアニメアールの吉田徹さんや中澤勇一さんも製作に関わった『機動戦士ガンダムMSイグルー2 重力戦線』の第一巻『あの死神を撃て!』では、”ザクを相手に連邦軍の歩兵がさんざんけちらされる”という物語ですが、裏を返せば連邦にはそんだけ兵隊がいっぱいいたってこと。『ジオンに兵なし!』の名言どおり、当時ジオンの人口ってめっちゃ少なかったはず。ジオンには兵がいないからモビルスーツを作ったんだとも思う。一騎当千、百万馬力ってね。そう考えるとジオン軍の歩兵ってほとんどいなかったんじゃないかとさえ思う。でも、どうしても歩兵じゃないとできない仕事もある。それが占領。ガンダムに出てくるジオンの兵士ってほとんどがパイロットか基地用員かあと船員。でね、歩兵らしいのがいたって言うならランバラル隊。でも、ランバラル隊ってイグルーの連邦とは実はずいぶん違う。一番違うのは背中に背負うバーニヤ。で、小さいけれどこのバーニヤのおかげで歩兵といえどモビルスーツのような戦い方ができる。だからだ。たぶんジオンはもともと歩兵にバーニヤー背負わせて機動歩兵とする思想が連綿とあったんだよ。ランバラル隊って要はジオン共和国軍時代からの一番古い奴らでしょ。コロニー内での戦闘ならあのバーニヤ一つでものすごく立体的な戦い方ができる。宇宙空間に出たら、生身でアンバックさ。で、シャアが部下を率いてルナ2に忍び込む時もこの機動歩兵スタイルなんだけど、連邦軍ってこれに匹敵するものがあまり見られないでしょ。ア・バオア・クーの時のアムロは、しょってるけど、あれ大戦末期だからね。連邦もマネしてつくったんだよ。

そもそもモビルスーツっていうのは”歩兵が着るでっかい服”って意味だから、ランバラル隊の歩兵さんとモビルスーツってのは実は直系にあたるとも言えなくない。宇宙国家のジオンではおそらく子供の頃から小学校で宇宙遊泳教えて、中学校で宇宙修学体験させて、高校で宇宙遠泳、とにかく宇宙空間に放り出して、空気バーニヤーからロケットバーニヤーまで教えるんだ。だからモビルスーツにも慣れやすい。

一方連邦では、それをやるとしても各サイドの自治政府が地方自治の範囲で教えるだけで、本拠地である地球の軍隊なんかはぜんぜんできなかったはず。

だから連邦の兵士を見てそのままジオンもそうだったんだろう、と考えてしまうのは短慮というもの。

眠いんでちょっと寝ます。


告知

【旭堂南半球のガンダム講談一年戦争~第三昼】東京方面軍

日時:2008年11月15日(土) 12:30開場/13:30開演

場所:阿佐ヶ谷ロフトA
(杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16-B1 JR中央線阿佐ヶ谷駅パールセンター街徒歩2分)

料金 前売り1500円 当日2000円 チケット予約:阿佐ヶ谷ロフト(03-5929-3445)

出演・演目
旭堂南半球 ガンダム講談 『ランバラル突攻』 『木馬城内の血戦』
宝井琴柑 『紀伊国屋文左衛門 宝の入船』
一龍斎貞鏡 『沢村才八郎』 
ゲスト:徳島雅彦(ゲーム監督) 岡本さん(ガンダム紙切り)

特報
ジオンの歩兵を考える
本作戦参加の先着50名様に、ガンダム講談会バッジをプレゼント!


Posted by 七井コム斎 at 16:24│Comments(4)
この記事へのコメント
そして高校を卒業するとジオン体育大学(ジ体大)へ入学!!宇宙空間へ生身で挑む!!(気合いで!!)
Posted by はちすか at 2008年11月13日 22:00
はちすか殿
ジ体大は誰が考えたもんでしたっけ~?
Posted by 旭堂南半球旭堂南半球 at 2008年11月14日 02:42
ウィキに安永航一郎さんと書いてありましたよ。サイバーコミックスで昔読みましたけど。
Posted by はちすか at 2008年11月14日 11:35
そうなんだ!よく調べてくれました。ありがとう!
Posted by 旭堂南半球旭堂南半球 at 2008年11月14日 11:39
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。